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2423ALTLR・オリジナル・アルミホイール登場
かねてより計画していたアルミホイールがやっと出来ました。
何処に時間が掛かったのか?
簡単です。後輪をカーボンホイールと同じように2:1仕様で組みたかったんです。
そして、スポークの左右差を少なくするために、オフセットリムにもしたかったんです。
そんなリムを作ってくれる所を探してたんです。
そしたら、見つけちゃいました。
んで、創ってもらいました。
今回、やっとご紹介できます。
何にって?
先ずは、ホイールに求められる性能って何だろう?
って考えてみました。
当然、カーボンホイールでも同じことを考えているのですが、
1:走った時の走行感
2:軽さ
3:ブレーキ性能
4:精度
5:価格
かな?と。
その中で、走った時の走行感って、私は結構こだわってみたい部分。
踏み出した時に、スー って走り出したいし、踏み込んだ時には反応良く加速してほしい。
でも、走ってて疲れてくるようなホイールはイヤ。
だって、瞬間的に速くても、疲れちゃったら最後に遅くなっちゃうし。
と、かなりワガママ
これをかなえる為に、ストレートプル・スポークを採用しているんです。
一般のホイールは、スポークとハブの嵌っている部分って、スポークが曲がって入ってますよね。
J型に曲げたスポーク(Jエンドスポーク)を使用しているんです。
でも、メーカー製のホイールをよく見てください。
高級なホイールに成ると、必ず曲がっていないスポーク(ストレートプル)を使用しています。
これ、スポークの形の違いで、踏んだ時の反応性や駆動効率にかなりの差が出るんです。
それは、駆動がかかった瞬間=踏み込んだ瞬間に、J型に曲げた部分がさらに曲がりその為に力が逃げてしまうのに比べ
ストレートプル は、この曲がりが無い為に、駆動力がダイレクトにスポークを引っ張りホイールを回そうとするんです。
そして、ステンレススポークを使用しているのは、疲れにくいホイールにしたいから。
ステンレススポークにする事で、ホイールに微妙な力の溜めが出来るので、疲れにくいホイールに成るんです。
そして、後輪!
リムの中心とスポークのかかる位置をフリーボディー(ギヤ)の反対側にずらしたリムなんです。
これにより、左右のスポークに掛かるストレスを少し軽減し、さらには後輪の剛性アップにつながります。
更にはリムの素材
アルミ合金として、柔軟性と剛性のバランスが良く、強くて壊れにくい
6061 T6 アルミを採用しました。
リング状につなぐ部分は当然溶接ジョイント。
そしてブレーキの当たる面は、切削加工を施し、制動力の均一化と向上を図っています。
ココまで来たら! という事で、チューブレスにも対応してもらいました。
そこまでやって、リム単品の重量は410g なんです。
日常的に使え、そしてレースでも使える重量とすれば、ここがイイバランスの重量です。
リム幅は、22.5mm(17C)なので、標準的なタイヤの太さは25Cを使用してください。
23Cも十分使えますよ
ハブは、少し廉価版のアルミボディーのハブを使用する事にしました。
これは、ホイール全体の価格を抑える為。
しかし、使用されているベアリングは上位モデルと同じENDURO製のシールドベアリンを使っています。
スポーク本数も フロント 20H リヤ 24Hですが
リヤは フリー側 16本 反フリー側 8本 の2:1仕様
駆動効率と重量、さらにはスポークストレスを考えれば、2:1が理想的です。
と、ここまでやって、高く成っては意味が無い!
でも、速く走る&楽に走る為には・・・・・
エアロスポークは使用したい。
全部やって
価格は
¥43,000- (前後セット)
重量ですが、
フロント 630g
リヤ 800g
前後で1430g なら十分軽いですね。
ホントにレースでも使用できるモデルに成りました。
普段の練習用に・そしてレースやロングライドにガンガン使用してもらえるホイールです。
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(サイクルコミュニティー Project-K) 2017年7月16日 22:23
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