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PIRELLI P ZERO velo 使ってみた!
今、話題のアノ タイヤ
そう、車の世界では超メジャーブランド PIRELLI :ピレリが自転車用タイヤを作った! という事で、それは使ってみなければ!? という事で、使ってみました!
私が好んで使う というか、好きなタイヤブランドはMICHELIN:ミシュランなんですね。
特に去年発表された POWERシリーズは、これまでのタイヤとは別格の存在。
グリップ感も素晴らしく、転がり抵抗というか、転がっていく感じは別格。
ミシュランのウィークポイントと言われた耐摩耗性も今の所4000km使ってるけど問題なし。
そして、乗り心地・クッション性も他には代えがたい!と言える程の性能です。
という事で、ブルベ用のバイクに装着&使用中
朝錬で乗ってるカーボンバイク 022SLR-Dに使用しているタイヤは、IRC フォーミュラーRBCC(チューブレス)
それ以前は、IRD ASPIDE 700X24C を使用していました。
それらのタイヤと比べてどうなのか?
と言う感じで読んで頂ければな~ と思います。
現使用タイヤ
ブルベ等ロングライド MICHELIN POWER エンデュランス 700X25C
練習&イベントレース等 IRC フォーミュラーRBCC 700X23C(チューブレス)
今回テストで使用するのは、PIRELLI P ZERO velo 4s 700X25C
ピレリのシリーズでもハイグリップ仕様のタイヤです。
それの25Cを選んだ理由は、シリーズ中一番グリップするハズだから。
そして重量的にも220g と決して重くないから。
さて、IRC フォーミュラーRBCC 700X23C(チューブレス)から PIRELLI P ZERO velo 4s 700X25C に交換する訳ですが、重量的にはどうなるんだろう??
IRC フォーミュラーRBCC 700X23C(チューブレス) が 255g
シーラントを20cc入れているので、それが約20g
チューブレスバルブが5g なので、合計280g
PIRELLI P ZERO velo 4s 700X25C は 220g 使用するチューブが 60g
合計280g という事で、重量的な差は殆どなし。
では、乗ってみましょうか!
テストにはおあつらえ向きの、朝錬です
まず感じたのは、転がり抵抗の少なさ。
転がり抵抗と言えば、チューブレスタイヤは転がり抵抗が少ないから・・・と言われますが、それを上回るかも?と思う程の転がり方。感覚的には、ミシュラン POWERシリーズと同じ感じか、それ以上かも。
集団内で、足を止めて速度を調整するような場合でも、前にぶつかりそうになる。
なんどか、ブレーキで調整する位の感じです。
コーナーでのサイドグリップは非常に素直な感じ
食い付いてる! とか、強烈なグリップ感 と言う感じでは無く、ナチュラルに自然にグリップしてると言う感じ。
ですが、高速コーナー等で膨らむなんて事は全くなく、いつものように下りのコーナーを曲がっていきます。
倒し込むときの感じが今までと違うな・・・・とは思います。*直ぐに慣れますけど
何て言うか、、ミシュラン程丸い感じではなく。かと言ってIRCやパナレーサーの様なとがってる感じでもなく。
中間なのかな? チョットだけ起こされる感じが有るけど、あくまで今まで使用していたタイヤに比べて。。と言う程度
一番驚いたのは、クッション性というか振動吸収の感じ。
タイヤを装着する際に、タイヤサイドが非常に柔らかいのでタイヤ全体で振動を吸収するタイプの、乗り心地が良いタイヤなんだろうな~~ と思っていたのだけれど。。。いい意味で裏切られました。
細かい振動、 そうですね、、路面の凸凹した感じが、情報としてて伝わってくるんです。
MICHELIN POWER エンデュランス も伝わってくるんですが、最小限の情報と言う感じ
IRC フォーミュラーRBCC 700X23C は、情報の角を全て落として伝えてる感じで、路面の細かい感じはつかみにくい。
PIRELLI P ZERO velo 4sは、情報の角も大きさもちゃんと判別できるんだけど、不快に感じる訳じゃない。
そんな感じかな?
そして、衝撃はキッチリと吸収してる。
これは、MICHELIN POWER エンデュランスと同じ感じ。
IRC フォーミュラーRBCCでは、結構ガツガツ来てた感じが、まろやかに。
IRC アスピーデ だと、この中間って感じかな?
イメージとしては
大きな衝撃を、柔らかいタイヤサイドが変形する事で吸収しているけれど、細かい振動の情報は、タイヤのトレッドの下を少し硬くすることで情報として伝えるようにしてる。。と言う感じ?
これが、
MICHELIN POWER エンデュランスだと 大きな衝撃を、柔らかいタイヤサイドが変形する事で吸収し、
細かい振動をドレッド面とその下で吸収拡散して、上下動として伝えてくる。
IRCタイヤは
タイヤのサイドを硬くすることで、無駄なタイヤの拠れを排除した代わりに、大きな衝撃の緩和は苦手だけれど
トレッド面の下が非常に柔らかく、トレッド面の変形で衝撃を吸収している。
小さな振動もトレッド面で吸収するのだけれど、硬いサイドがその情報を伝える事で上手くバランスを取ってる って感じ。
う~ん、、3社3様なんだよね。
好き嫌いにも成るのかな? とは思うけど、レースを前提として考えたら、PIRELLIのタイヤは良く出来てる。
路面を見なくても、今自分が走ってる走路の舗装面の感じが何となく描ける感じ。
そして、良く転がる感じもいい。
ロングライドだったらどうする? と言われると悩むな~
多分、MICHELIN POWER エンデュランス をそのまま使い続けるかな。
細かいロードインフォメーションは、ロングライドの時はそんなに要らないし、タイヤのグリップ感任せで走りたいから。
では、PIRELLIは、テストでお終い?? では無くて。
このまま使います。
チューブレスタイヤに匹敵するかそれを凌駕するような転がり抵抗の低さと、ディスクブレーキに負けないグリップ感。
下りのコーナーで感じた安心感を合わせて考えれば、今PIRELLIを外す選択は無い。
って事ですよ。
で、、、
PIRELLI のスタンダードモデル P ZERO velo は10g軽いんでしょ?
で、より転がりが良いと。。。。。
う~~ん。。。。
ハイエンド市場に突然参入してきたPIRELLI ですが、これは侮れない。
あ、、、
パッケージでタイヤを縛ってるゴムバンド。
カテゴリ:
(サイクルコミュニティー Project-K) 2017年9月 4日 18:49
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