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心拍の測り方が変わる?
最近、トレーニングなどでは心拍計ではなく、パワーメーターを使って・・ と言う話が良く出ますね。
しかし、Project-K ではパワーメーターは余り言われない。
心拍数は、良く言いますけどね。
それはナゼか?
結構簡単な理由で、、、、パワーメーターは非常に高価です。
そして、レースで本当に速く成りたい「選手」には非常に効果的なトレーニング指標に成りますが
それ以外では・・・・・・勿体ないんじゃ??って思っちゃうんで。
&
ほぼ同じ事は、心拍計とスピードメーターが有れば、出来ちゃうからです。
その理由を簡単に説明しますね。
パワーメーターで測れる値は、何ワット って表示される出力と言われるもの。
物理的には 仕事量 です。 簡単に言えば、力の量 かな?
そして、人間の体は、筋肉が動いて力を出します。その、どれだけ筋肉が動いてる?どれだけ力出てる?ってのが、仕事量。
筋肉が動けば、酸素を消費して二酸化炭素が出ちゃいますね。
この時の二酸化炭素の量=筋肉の仕事量 だと思ってください。
そして、二酸化炭素が増えちゃうと、体にとっては困っちゃうので酸素と入れ替えるために筋肉から肺に送らなきゃいけない。
で、血液の流れを早くして、出来るだけ多くの酸素と二酸化炭素を送りたい! じゃあ、心臓に頑張ってもらおう!
となって、心拍数が増える んです。
という事は、仕事量(ワット数)が増える=二酸化炭素が増える=心拍数が増える。
ココまでは良いかな?
で、
速度 と言うのは、仕事量によって変わるというか、力を使うから速度が出る。 これは、判りやすいと思うんですが。。。
ということで。。。
同じ体重の人であれば、同じ速度で、平地を走るよりも坂を上る時の方が、力が居る=仕事量(ワット数)が高い
同じ仕事量(ワット数)であれば、平地よりも坂を上る時の方が、速度が遅い =心拍数も同じ
なんです。
という事で、心拍数が判れば、ある程度の状況は把握できちゃうよ って事なんです。
(うまく伝わったかな~~?)
では、 心拍数を計る方法って?
まさか走りながら数える訳にはいかないよね?? って思いますよね。
当然、そんな事は出来ませんし!
心拍数を表示出来るメーターを使ってる事が前提ですが、
今までは、この心拍ベルト(心拍センサーの着いたベルト)を胸に巻いてました。
最近は、こんなのも話題ですね。
時計タイプの心拍計。腕につけた状態で心拍を計ってくれます。
これ、、なんだと思います?
写真は無いですが、ヘルメットに取り付けて心拍を計る事が出来るんです。
ちょうど額の部分に光学センサーを取り付けて、心拍数を計ると言う物。
スポーツサイクルに乗る時は、ヘルメットをかぶるのは当たり前。
ならば、そこで測ってしまえ と言う物。
これ、LAZER社の商品ですが、チョット考えれば、他社のヘルメットにも装着可能です。
いろいろなタイプが有りますが、簡単に測れる心拍数を利用して
上手くトレーニングに繋げましょう。
*余談ですが。。。。
どれだけ出力が高くても、自転車を上手く進ませる技術が無ければ速度に繋がらないっていう寂しいお知らせもございます。
逆に、上手く進ませる技術が有れば、低い出力でも速い速度を維持する事が可能に成ります。
ここから先に興味のある方は、直接店頭で。
朝錬で走りながら、ご相談にも乗りますよ。
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(サイクルコミュニティー Project-K) 2017年6月22日 16:32
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