ブログ

今頃?なタイミングで MAKUHARU 使ってみる

昨年 2022/4月に発表されて以来、気には成っていたのだが・・・

と言うのが、この チューブレスレディー用 シーラント剤 MAKUHARU(マクハル=膜張る?w)

 

ある時、代理店さん展示会でお見かけし、お話を聞いてみた。

ま、その前にホノルルセンチュリーライドの際に、マクハル ユーザーの方がパンクしちゃったので

応急でチューブを入れたのだけれど、その時初めて触っておよその性質理解してたので。。もあるけれど。

 

これまでのシーラントは、基本的にはタイヤの中で液状であるのが普通。

液状のラテックスが、細かい穴から空気が出る際に一緒に出て、ソコで乾いて穴をふさぐ・・と同時に細かい穴をラテックスで埋めていく・・

って言う方法で空気漏れを止めていく(coffe latex や STANS なんかがソレ) って方法と

空気を通さないGel状の液体がタイヤの内側を覆う事で空気漏れを塞いじゃう(Vegetalex等) って方法の2種類。

 

この、マクハル は、タイヤの中に薄いラテックスのチューブを作っちゃえ! という、かなりな力技的な方法で空気を止めよう って物。

実際、低圧で使うなら、チューブレスレディーに拘らず、チューブレス化出来ちゃう。。。

って事で、これまでのシーラントとの大きな違いは、タイヤの中に液状の物が有るか無いか。。

コレは、良い面&悪い面含め 結構な違いですよ。。。。。 って事だよね。

 

さて、では実際ハメてみようか。

使うのは、私が普段使ってるタイヤ&ホイール

ホイールは 5028HLC フックレスカーボンリム です。

タイヤは、MICHEKIN POWER CUP

 

一旦 タイヤの中  リム をきれいに洗います。

特にタイヤの内側をキレイにする事が大事っぽい。

キレイ って言葉 で良いのかどうか?だけど、新品のタイヤ等は

タイヤの内側に離型剤 としてのオイル分やシリコン等が残っている事が多く

それがマクハルを邪魔するらしい。

なので、シッカリ洗って、油分等を取り除きます。

& その後は水分も乾かして・・・・・

 

順番としては、先ずタイヤをホイールにハメる。

両方入れちゃう。

 

で、タイヤとリムの勘合部 に マクハルを塗る というか、注射器の様な物で1周垂らす。

その後、空気を入れビードを上げちゃう。

当然左右ともね。

 

で、空気を抜いて

バルブ口から タイヤ内部に マクハル を 100cc程度入れちゃう。

かなり入れて・・・
空気を入れて、シーラント回して~~~ と言う通常のお作法を。


コノママデハ カナリ オモイヨネ・・・・

で、空気が抜けない・ と成ったら

 

中のシーラント 抜きます。

 

これ使って

100均で買った コスメ用注射器ってか、化粧用スポイトって書いてあったかな。

こんな感じで抜いて いきます。

ある程度抜けたかな??

重量測ってみようかな?
 

シーラントが入っていない状態(リヤコグ・ブレーキローター・バルブなど全部付き)で 1410g


ありゃ? 1460gって重くない?

もう少し抜けるかな?

と、バルブ部を下にしておいて・・・抜いてみたらまだ抜ける。

もう抜けないね。 って事で再計測

 

あ、、、

1430g・・・・20gの追加だけだ。。。

コレで空気漏れ止まるなら、かなり軽いです。

(重量だけなら、チューブレスレディー+バルブ+シーラント よりも クリンチャー+REVO LOOP の方が軽い)


手順的にも、まぁ思ったほど面倒では無いし、コレはコレでアリ ですね。
 

マクハルの利点 としては

使用量 が少なくてすむので 他シーラントに比べて軽く成る。

タイヤの中で液状ではないから、加速&減速時 および 低速時の液体抵抗が無い。

欠点

中で液体では無いので、パンクした際(マクハル層まで穴が開いた場合)

シーラントで塞がる・・・なんてことは無い。


さて、コレを踏まえて、どうするか?

ですが、個人的意見ね。
チューブレス レディー で使用する事 を前提として の話ですが

レースや、ココ一発 的な走りをするには、マクハル の軽さ は武器に成ると思います。

走行時の抵抗に関してもメリットが多い。

ロングライド や 練習 をメインとして考えるなら

従来のシーラント の方が良いかも。

理由は、小さなパンクであれば、自動的にシーラントが塞いでくれる。

*パンクした事に気が付かない

そんな感じかな?

少しは参考に成ったでしょうか?

 

って事で、チューブレスレディーを組む際

シーラント もしくは マクハル どちらでもご要望に合せます。

ご相談ください。

 


過去の記事

全て見る