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新型!? WAVEリムのホイール作った。使ってみた。
*追記・更新有り
一部のホイールメーカー等が、最近こぞって出しているWAVE形状のリムを使ったホイールが有りますね。
最初に出したのは、ZIPPで・・・・ って歴史のお話は置いといて・・・・
Project-K でも やろうと思えば出来るんだよ。
やって無いだけでね。 って言ってたのですが、
作らないと、出来るって信じてもらえないかな? なんて思って
作ってみました。
それもイキナリな
フィン形状のWAVEリム & カーボンスポーク という、ハイエンド形状です。
リムの頂点が進行方向後方に寄っている フィン(背びれ)形状=回転方向が有ります。
今回は、テストサンプルって事も有って、あえて フックドリム
まぁ、個人的にはフックレスの方がタイヤも含めたホイールとしては、性能は上でしょ? って思っているのですが
今シーズン最初のフックレスリムは危ない???? って話に乗せられるのもメンドクサイな と
取りあえず 内幅 21mm リム幅28mmのフックドリム にしています。
リムハイトは 高い所で50mm 低い所(凹み部分)で46mm
スポーク本数は 10X10の 20本
2525HCRや3828HCRに使用している 軽量ハブ仕様ですね
ホイール重量としては
フロント 588g
リヤ 693g
合計 1281g
まぁ、軽いっちゃ軽いか?
では、実走してみましょうか。
フィン型(背びれ状)WAVEリムの 利点としては、
走行時、リムの背びれ部分で空気の剥離を積極的に起こして、乱流を作り仮想テールを生み出す ってのが、言われています。
それにより、斜め前からの風に対しての空気抵抗が減る・・・・らしい。
その代わり、正面からの風の場合は通常のリム形状の方が良いとの事。
うん・・・、難しいね(;^_^A
実際に走ってみると・・・・・・・
う~~~ん。。。。ワカラン?
通常の50㎜ハイト 5028HCR と そんな違いが判んない。
言われれば、斜め前からの風の時にハンドル取られにくいか? 気のせいか? どっちだ???
最初から、斜め前からの風に効果がある って聞いて走っているので、思い込みも有るかも?と言う気もする。
が、決して悪くは成っていない。
この辺は、計測して数値として表して違いが有るかどうか?位なんだろうな。
実走での差は、ハッキリ言って 良く判らない。
走ったタイムも差も無い。速度の差も感じられない。
結論として・・・・
悪くは無い。
利点は、見た目はカッコいいかも?
で、後日もう一度120km走ってきた
結構風のある日(4~5m)で、斜め前・横 から強い風が・・・っていう状態が 50km位あったかな?
その時感じたのは、ハンドルが風に取られにくい。全体的に安定してる。
思ったより速度が出ている。 かな。
向かい風だと26~27km/h:150wに成っちゃうのが、
斜め前からだよね・・って感じられるくらいの角度に成ると30km/h:140wを超える速度に成っている事が多々。
真横から結構な風吹いてるな。。と感じる位の時は、ほぼ無風時と変わらない感じで走れてた。
これって、もしかしてリム形状の効果?? と思えるほど。
意味は有るのかもしれんぞ・・・と今は感じてる。
で、じゃぁなんで今までこのリム使ってホイールを作って無かったのか? ってお話。
簡単な話なんです。
リム重量がね。。。ってお話。
現在 50㎜ハイトホイールに使用している フックレスの重量が 395g という軽量リム
そして、今回のWAVEリムは435g
ざっくり 40gの差が有ります。
たった40g されど40g
このリム重量の差と、WAVEリムのメリットがわからない・・・が合わさって、やらなくてもイイかな? と判断していました。
参考までに 5028HCR 実測重量
1240gなんですよ。スポーク21本 ハブもチョット重い。けど、リムが軽いので全体重量も軽く成る
では、WAVEリムでホイールを作った理由は・・・・
ヤレバ出来るんだよ! ってのと
Facebookでは書いたけれど、FULCRUMが同様形状のホイール SHARK を出したから ですね。
必ず何かのメリットが有るハズ だよね?? と。
メリットもチョット感じられたし。
と言う事で。。
継続するか??
まぁ、全部オーダーみたいなもんだし、コレもオーダー扱いでイイか。