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12sで何が変わる?

今の新しいロードレーサーやMTB等の後ろの段数は

どれ位有ると思います?

現在の主流は 11s(11段変速)ですよね。

私が乗り始めた頃は5s(5段変速)だったんですよ

そして、今、最も新しいモデルなどは、12s(12段)に!

いやいや、、、ホント何処まで増えちゃうの?って感じですよね。

この後ろのギヤ数に、前側の変速数を掛けて 2X11s(22段変速) とか 3X10s(30段変速)とか

自転車の段数表現をしています。

 

こんなお話は、これまでも何度かしてきましたよね。

特に、12sが出始めて、今の2X11s じゃなくて、1X12sで良いんじゃないか? とか。

いやいや、それは限定された条件ならOKだけど・・・ とかの話をよく書いていました。


さて、そんな事を書きながら、今回2X12s 組んで乗り始めました。

使用コンポは、カンパ RECORD

相変わらずの、カンパ党なんでww


先ずは、選んだギヤの組み合わせと、2X12sになって、何が違うの?

どう変わったの? どこが良くなって、何が良くない???

ってお話ですよね。

 

選んだギヤ比は

フロント側は以前と変わらず 52X36T

リヤは今回 11-32T にしました。

12S 用としてカンパから出ているのは

11-29T 11・12・13・14・15・16・17・19・21・23・26・29

11-32T 11・12・13・14・15・16・17・19・22・25・28・32

の2種類

これまで使用していたのは

11・12・13・14・15・17・19・21・23・25・28 の11s 11-28Tでした。

 

今回、11-32を選んだのは、 素直に軽いギヤが1枚増える

と言う組み合わせを選んだんです。

理由的には、苦手な登りで少しでも楽に走れるギヤを増やそう。。と。

実際、これまでの28Tが32Tに増える事で、今まで苦労していた坂も少し楽に登れるように成りますね。

アウターXローでキツクなってインナーに切り替えると言う時が、もう少し粘れるようになる。

これまでは28Tで終わりだったのが、32Tって言う余裕が出来たから。

 

インナーXローで 苦しんで登っていた坂で、少しクランクを回しながら登る事が出来るようになる。

 

これってモノスゴクすてきな事ですよ。

*坂が得意な人には判らないかも・・・・

苦手な人にとっては、大事な事なんです。

 

ギヤ比 で見ても、

アウターXローギヤ が 52X28T 1.857 から 52X32T 1.625へ

これは、インナー(36T)として換算すると 36X19T相当(1.895)が 36X22T相当(1.636)に変わったって事です。

アウターで登れそうな坂で1枚余裕が出来るって事ですよね。

そして、これまでの11枚分のギヤも有る訳ですから、変速のギヤ間が飛んじゃって使いづらい・・

ナンて事も解消されます。

特に、11・12・13・14・15・16・17・19 なんて理想的ですよ。

ここ、、、、16Tが入っているのはとても大きいんです。

なんでなのかな?と思うんですが、16Tって丁度使いたいギヤなんですよね。

でも、いろんな理由で飛ばされちゃう(外されちゃう)ギヤなんです。

実際、シマノの11s 11-28では 11・12・13・14・15・17・19 と入っていないんですよ。

 

そして、今回のカンパの12s化最大のメリットは、ホイールを新しく組み替える必要が無い。

12枚のギヤ版を入れる為に、これまで発売されてきた SRAM そして、MTBのシマノ(ロードは未だです)は

12s専用のフリーボディー(ギヤをハメる場所)が必要でした。

その為に、フリーボディーの交換 もしくは車輪の組み換え が必要だったんですが

カンパ は 従来の11s用のフリーボディーにそのまま嵌る様に12sを造りました。

これは使用する側には有難いですね。

え~~

まるで良い事だらけ・・・のように書きましたが、1点 欠点も。

チョット重くなりました。

40g ですけど(;^_^A

ほら。。。ウソ書かない様にしなきゃね。 重くなったのは事実だから。

& シフトレバーの変速感が少し硬く(重く?)成ったかな?

慣れちゃう程度ですけど、最初はアレ? って思います。

 

で、個人的に12s化して何が変わった? ってお話ですが

暫くは11sでも良いんじゃない? と言う話がネットなどには出てくるかと思います。

 

以前私はブルベ用にローギヤ32T が使いたくて 14-32T と言うギヤを組んだ と書きました。

その時にも書きましたが、ギヤとギヤの間が飛んじゃうって話。

12s化する事で、その不安がかなり少なく 32Tが使用できます。

29Tでも問題ない と言う方は 今の11s 11-28Tよりも、ギヤ比の変化が少なく

なおかつチョットだけ軽いギヤが使えるように成ります。

これは、過去5sの時代からギヤ数が増えるたびに感じてきた事なんです。

5s時代は 13・14・15・17・19 でした。今考えると良く走ってたな・・・・

6sになって 13・14・15・17・19・21  21が増えました!

7sから 12トップが増えて 12・13・14・15・17・19・21

         もしくは 13・14・15・16・17・19・21

8sになって 12・13・14・15・16・17・19・21 
    か 12・13・14・15・17・19・21・23か?


そんな感じで段数が増える恩恵を感じてきたからこそ、

今でも思います。

やっぱり12s は必要になる!


余談ですが・・・・

リヤが12sに成れば、フロントは1枚でも良いんじゃない?って話が有りますが・・・

そうですね・・・

48T X  11-32T/12s は 52X36T 12-24/10s と同じ位の感じかな。

レース機材としてのロードであれば、今更52X36T 12-24/10sには戻れないですね。

しかし・・・・・・

ツーリングやロングライド用としては???

アリじゃないかな?

そう思うんですよ。

 

ご自身の用途に合わせて、選べる時代に成りましたね。

そんなご相談も、お気軽にどうぞ

 


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