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Molten Speed Wax 使ってみた&サービス開始
2013年 アメリカのミネソタ州で産まれたチェーンワックス(固形潤滑剤)が
Molten Speed Wax です。 その3年後2016年にリオデジャネイロオリンピックでロードTTにおいて金メダル獲得という実績をいきなり出してるってのも驚きですが、以前からチョット興味は有ったんですよね。
で、今回、思い立ったら!と言う事で、実際に使ってみました。
先ず、使い方としては、
1:チェーンをしっかり洗う
この時、油分&汚れをしっかり落とすことが肝心
2:Molten Speed Wax を 耐熱容器の中で90~104℃に溶かす
70℃位から溶け出す感じです。温度が高すぎると、上手く行かないとの事で 100℃超えないように注意しましょ
3:しっかりと洗って水分飛ばしたチェーンを漬け込む
チェーン自体の温度も上がる必要が有るので、漬け込んだまま数分 放置です。
その間、数回揺らして隙間迄、浸透させましょう。
4:引き上げて自然冷却
5:冷却後、チェーンをしごいて動くようにします
7:バイクに取り付けて、30分程度慣らし運転
この際変速しない方が良いとの事。余分なワックスが剥がれ落ちます。予想以上にカスが出ます!
付け後はこんな感じ
で、使用感ですが
なめてました! ほんとゴメンナサイ。
メッチャ軽いですね。
あ~~軽い! って判る位、チェーンの動きが良いです。
そして、汚れない
500km使用時でコレです
ビックリするくらいに汚れません。
&500kmでも問題無く潤滑(?って言うの?)してます。
未だ軽く回ります。
アメリカの、チェーンオイルのテストを行っているサイトが有るのですが
そこでの評価テストは250wの負荷で一定速度、
ドライで1000km
ホコリの有る状態で1000km
ドライで1000km
ウェットで1000km
ドライで1000km
雨、砂等が混じった状態で1000km
を連続して行う と言うメチャクチャなテストを行っています。
その状態で、多くのチェーンオイル・ワックスの中で最も良い(最も伸びが無い)との評価でした。
一応この辺も見て、使ってみよう と思ったんですよね。
で、このサイト、最終的には実走時は一定速度・一定負荷なんて状態では無いから、1/3程度の距離って考えてね
と記載もあり、タブン1000km程度の耐久性だと評価しています。
*最新のデータでは、Rex Black Diamondってオイルが最も好成績に成っていました。
*Molten Speed Waxは2番手グループで アブソリュートブラック・グラフェンルブとほぼ同成績
この汚れなさと走りの軽さ&耐久性を見て
これならお勧め出来るね と言う事で。。。。。
Molten Speed Wax チェーン施工サービス 始めます。
バイク毎でも、チェーンだけで、でも どちらでもOKですが、お預かりしてWax加工
なじみだし(上の5まで)までしてお渡しします。
1施工辺り ¥1,000-
この汚れなさと走りの軽さならば、十分価値が有ります。