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飛行機(海外)輪行に最適なバックは?
2015年に書いたブログですが、消えていたので再度発掘
ロングライドシーズンですね~~
& 海外ツーリングも増えてきました。
先日 来年のPBPが って話も有りましたし。
そんな、海外ツアーに参加する際に、自分のバイクを運ぶのって
不安が・・・・・
そういう意見って結構聞きますよね。
しかし、適切なケースを選べば、全く問題なく運べますよ。
ホノルルセンチュリーライド ツアーメカニックを5年(今年で6年目)
海外ロードレースに帯同経験もあり、海外グランフォンドも走り
ツールド沖縄には、何回行った??8回か? 9回か??
そんな店長 栗田から、メカニック目線でお勧めする キャリングケースのタイプをご紹介します。
いろんな方がいらっしゃいますので
タイプを4つ位に分類して。
年に2~3回、飛行機or長距離輪行の予定がある。&何年か続ける
Yes という方 Aタイプ
No と言う方 Bタイプ
バラバラの自転車から自分で組立調整出来るよ!
Yes という方 Cタイプ
No と言う方 Dタイプ
この 2X2パターンで
AC・AD・BC・BD の4パターンに大きく分けられるかな??と。
では、先ずは、
1:初心者だし、そんなに何回も行きません! という
BD タイプ
この方には
コーワ BTB 輪行箱 をオススメします!
理由は、箱自体がそんなに高くない。(4,800-)
2~3往復なら使える。
そして、最大の理由が
ハンドル&ペダルを外さずに、箱に入る! です。
さすがに、前後輪は外す必要がありますし、サドルは下げる・もしくはピラーごと抜く必要がありますが、それだけです。
これは、簡単。
2:自転車分解したくない
けど、何度か飛行機or長距離輪行の予定があるという
AD タイプ
この方は、SICONのような、キャリングケースをオススメします。
当店が輸入する ALEROもこのタイプですね。
ケースは、ALEROならば、39,000-です。
バイクは、前後輪を外すだけ。 ケースの中でバイクは固定されていますから
安心です。
そして、ケースにキャスターが付いているので、電車等での移動の際も便利です。
自転車の収納方法などは
この動画で 御確認を!←クリック!
3:自転車の分解組立は気にならない。
だけど、何度も行かないよ。。。 という
BCタイプ の方には
自転車屋さんで、箱 もらって下さい。
箱代 ほぼ タダ です。
が、自転車はかなり分解が必要です。
前輪・ハンドル・サドル・ペダル・ワイヤー類・後変速機 を取り外し
キレイに梱包する必要があります。
当然、組立時に 調整なども必要です。
4:自転車の分解組立は気にならない。
そして、何度か飛行機or長距離輪行の予定があるというかた。
ACタイプ の方ですね。
この方には、
最近話題の バイクサンド は如何でしょう。
バイクを、2枚のダンボールケースの間に釣るように固定する事で
破損を防ぐ という新しいタイプのバイクケースです。
利点も多いのですが、前輪・後輪・ハンドル・サドル・ペダルを取り外す必要があります。
さらに、
5:昨今は、大きな荷物は料金が掛かる。
しかし、3辺(高さ+立幅+横幅)の合計が203cm以下なら、追加料金がかからないから・・
と、小さな箱に入れたいという意見も。。。
そういう方は、もれなく分解が付いてきますので
C タイプの方限定で!
ハンドル・サドル・ペダル・後ろ変速機を外す必要が有りますからね。
箱は・・・・
こんな感じ。
もしくは、自転車屋さんで自転車が送られてきた時の箱をもらって、切って小さくする?
以上の 5タイプ が考えられるのですが
私 栗田のオススメ・ そして、ツアーメカニックとしてのオススメは
BTB輪行箱 もしくは ALERO キャリングケースタイプ です。
理由は簡単! バイクの分解が少ない。
バイクを梱包組立する際に、何箇所もネジを緩め、締め直していると
現地でネジが無いとか、締めすぎて壊した とか
締まってなくて、ハンドルが動いた!! とかのトラブルを良くお見かけします。
また、分解したのはイイけれど、ちゃんと組立できていない(本人は出来ているつもり)という方も。
その為に、現地でネジや部品探しに走り回ったことも有りました。
まだ、私達のようなメカニックが同行していれば良いですが、そうでなければ、それで終わりですよね。せっかくのツアーが自転車に乗れない。。。なんて成ってしまいます。
なので、分解箇所の少ない BTB輪行箱 もしくは ALERO キャリングケースを強くオススメ致します。
延べ1000名以上を見てきた経験からの意見でした。